大仙寺

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安心あんじん
禅の教えを感じ、心が安らぎますように

 自然豊かな緑に囲まれた八百津町にある当山は趣のあるお寺です。創建以来兵火災害などに遭うことなく数多の什宝や古文書が今日に伝えられ現代に至っています。実際に足を運び、直接見て、聞いて、感じる事で伝統ある当山のことを知る事ができ、不思議と心も穏やかになっていくことでしょう。当山の境内には沢山の見どころがございます。約550年という時間を知る事が出来ます。また春夏秋冬、季節の移ろいと共に、不思議と心も穏やかになっていく事でしょう。古より八百津に建立する大仙寺に是非お越し下さい。

椿ノ参道

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 一ノ門から階段を上って行くと両脇に何種類もの椿が並んでいます。昔は「椿寺」と呼ばれていました。沢山の種類の椿が植えてあるため、開花時期は1月~4月です。開花時期には沢山の椿が顔を出し、綺麗な椿ノ道が皆様をお出迎えしてくれます。椿は、日本原産の美しい花です。昔は、椿から採れる椿油を売るために椿を沢山植えていたそうです。大仙寺には赤やピンク、白など様々な色の椿が咲き誇ります。上品で鮮やかな椿が彩る、当山の椿ノ参道を是非ご自身の目で見て、触れてみてください。季節ごとに顔をかえる自然に囲まれて是非リラックスしてみませんか?

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宮本武蔵坐禅石

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 宮本武蔵は、江戸時代初期の剣術、二刀を用いる二天一流の開祖です。当山との関係は、今から400年前。剣の修行中であった宮本武蔵は京都大徳寺の沢庵和尚について禅の修行も行っていました。沢庵和尚は、「禅の事は愚堂に聞け」と言い残し亡くなります。そして武蔵は当山の愚堂国師の元を訪れます。しかし、武蔵は愚堂国師に入門を断られてしまいます。三日三晩坐禅を組み門前で待ち続けたため、その願心を認められ入門を許されたと言われています。その宮本武蔵が坐禅を組んだと言われる宮本武蔵坐禅石が当山にはございます。

方丈
(寛永十三年 1636 第八世愚堂国師建立)

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 桁行八間半、奥行五間半の平面を持ち単層檜皮葺き、これは『昭和二十七年正月鉄板葺』となった。また方丈玄関の屋根は昔杮葺(こけら)であったが、今は銅板に葺き替えられている。平面の割には建物の高さは低く、柱頭部、桁下端には一般的な舟肘木を付けない。室中前南畳廊下の天井は低く本桁上端に宋風の鏡天井を張る。その他の間は棹縁天井とし室中両脇間境の欄間は禅宗本堂典型を示す竹の節欄間を施している。
 ただ当山の方丈は、室中を中心とする平面左右の間取りが違う所から、建立時において一時期に完成されたようには見えない。そして、本尊を安置する須弥壇を南禅、建仁、大徳寺等はみな中央にを設けてるのに対し、当山において中央にない点は、注目するべきである。

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庫裡
(宝暦六年1756 第十三世芳山和尚建立)

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 当山の庫裡は、禅宗寺院の通常通り大きな切妻の妻を正面(南)に向けて、妻飾りの白壁、化粧妻組を大胆に見せている。大きな瓦屋根の棟には煙出櫓の小屋根が設けられているのが特徴である。 妻飾りの懸魚は力強い桃山時代の手法を華やかに残している。中でも懸魚の鰭の雲文の如きは、江戸時代後期によく見る平凡な彫刻とは異なり、これも桃山期の気風を強く打ち出されている。かたくなな工人の妙技の一端が伺われて宝暦六年(1756)建立としては古調と言えるだろう。この、懸魚も昭和の大改修により降ろされた。今は、庫裡玄関に飾られている。

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鐘堂

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本堂前を通りぬけると八百津の町並みが一望できる鐘突き堂があります。鐘堂に吊るされる梵鐘(ぼんしょう)は青銅製の大きな鐘で撞木(しゅもく)と呼ばれる棒でつき鳴らします。梵鐘(ぼんしょう)は法事や仏事の予鈴として、また朝夕の時報としても撞かれました。さらに単に時報としてばかりではなく「その響きを聴く者は一切の苦から逃れ、悟りに至る功徳がある」とされています。除夜の鐘には沢山の人が参拝し鐘を突き、新年を迎えます。大きく貫禄のある鐘堂は歴史を感じさせ、山々に囲まれた大自然の爽やかな空気の中で心が浄化されていきます。御来山の際は、是非一度鐘の音に耳を傾けてみて下さい。

茶室「泰庵」

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 お寺は元来お茶を飲む機会がたくさんあったとされています。このお茶の時間は、人生相談をする場面をさし、人々は足しげくお寺に足を運んでおりました。いつの時代も人々は悩み、特に「自分たちはどう生きていくべきか」「どう立ち回っていくべきか」など、人には話難い悩みを住職に相談していたと言われます。当山の茶室は、静かにお茶を嗜むだけでは無く、お話をしながらお茶を飲む場所でもあります。当山の茶室は中庭に設けられ、そこから見える景色は風情が感じられます。春夏秋冬で木々の移ろいや色とりどりの色彩を変えていき、より一層お茶の時間を楽しませてくれます。年に何度かお茶会が開れれる機会がありますので、当山でお茶を一服する豊かな時間を味わう事ができます。

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無縁塔

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 当山には自然豊かで静かな場所に設けられた無縁塔墓地がございます。
 本堂や庫裏の隣にあるため、道沿いから入り易く、いつでもお参りをしていただくことが出来るようになっていおります。また当山には専用の永代供養墓やペット合同埋葬墓もございます。永代供養とは、継承する方が居ないお墓を住職が供養してくれるお墓です。「代々のお墓があるけれど、今後お守りができないかもしれない」、「ペットも大切な家族だからこそ、丁寧に送ってあげたい」そんなお悩みを抱えていらっしゃる方は是非ご相談ください。年に一度合同法要がございます。

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所在地〒505-0301 岐阜県加茂郡八百津町八百津4345-1
電話番号0574-43-0245
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アクセスお車の場合
東海環状道「可児御嵩IC」から県道83号線「やおつトンネル」経由 約15分

公共交通の場合
名鉄明智駅よりYAOバスで「八百津本町」下車 徒歩約10分