愚翁宗癡禅師
第十世
愚翁宗癡禅師 ぐおうそつぎぜんじ
- 晋山…貞享三年(1686)
- 没年…元禄十六年(1703) 十月六日 七十歳
- 出身地…不明
- 出生地…不明
はじめ和知中山の長康庵の住持であったのを、同じ大仙末寺の大通寺鈍翁・臨川寺團龍・明鏡寺物首座らが推挙して大仙寺へ入寺させたのであった。
元禄三年に妙心寺へ出世した。元禄十五年に大仙寺の梵鐘を改鋳し、雲版を新調した。
梵鐘の銘に「元禄十五壬牛歳三月日、前妙心現大仙愚翁誌焉、尾州名古屋鍋屋町治工御金仏鋳 水野平蔵藤原政義」とあった。
貞享三年(1686) | 大仙寺住持となる |
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元禄三年(1690) | 妙心寺へ入寺 |
元禄十五年(1702) | 三月 愚翁宗癡、大仙寺梵鐘を改鋳し、雲版を新調 |
元禄十六年(1703) |
三月 雪譚豊玉、愚翁宗癡の求めに応じて「泰翁良倹像」に着賛 十月六日 遷化 |
歴代住職年表
妙心寺聖澤派開祖・大仙寺開山
初代東陽英朝禅師
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近世初期の妙心寺を代表する傑僧
第八世愚堂東寔禅師
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第二世
太雅耑匡禅師
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第三世
功甫玄勲禅師
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第四世
先照瑞初禅師
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第五世
以安智察禅師
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第六世
惟天景縦禅師
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第七世
済北玄良禅師
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第九世
泰翁良倹禅師
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第十世
愚翁宗癡禅師
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第十一世
活山玄旭禅師
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第十二世
晩英祖英禅師
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第十三世
芳山祖海禅師
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第十四世
康林祖寧禅師
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第十五世
忠道祖仁禅師
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第十六世
玉凾周文禅師
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第十七世
毒湛匝三禅師
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第十八世
希叟東實禅師
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第十九世
至道到源禅師
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第二十世
敬宗宗勤禅師
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第二十一世
普門勝道禅師
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第二十二世
耕雲宗關禅師
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第二十三世
義耕宗閏禅師
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