東陽英朝禅師
開山・第一世
東陽英朝禅師とうようえいちょうぜんじ
- 生年…正長元年(1428)
- 没年…永正元年(1504) 八月二十四日 七十七歳
- 出身地…土岐市
- 出生地…八百津町野上
室町時代、大徳寺五十三世住持・妙心寺十三世住持を勤め、妙心寺四派の一つ聖澤派の開祖。土岐持頼の子 五歳の時に天龍寺の玉岫英種禅師について出家。後に師について南禅寺へ参禅する。
文安三年(1446)の玉岫和尚没後しばらくして、妙心寺の義天玄承禅師のもとへ移籍し、寛正三年(1462)に義天和尚が没した後、雪江宗深禅師に参禅した。
雪江和尚の元でさらに研鑽すること十数年、文明十年(1478)正月に師により印可を受ける、時に英朝五十一歳のことである。
長禄年間(1457) | 岐阜川辺 臨川寺開山 |
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文明十二年(1480) | 京 丹波 龍興寺住持 |
文明十三年(1481) | 京 紫野 大徳寺入寺 |
文明十六年(1484) | 愛知犬山 瑞泉寺入寺 |
長享三年(1489) | 京 妙心寺入寺 |
延徳年間(1489~1492) | 岐阜瑞浪 林昌寺開山 |
明応元年(1492) | 岐阜八百津 不二庵へ移る |
岐阜 定慧寺住持 | |
明応八年(1499) | 新加納 少林寺に入寺 七十二歳 |
文亀元年(1501) |
一年余り重病(喘息)に侵される。回復の傾向にあり。七十四歳 同年再び不二庵へ戻る。後に改築。改称されて臨滹山大仙寺となる。 同年少林寺へ戻る。 |
永正元年(1504) | 八月二十三日 遷化 七十七歳 |
歴代住職年表
妙心寺聖澤派開祖・大仙寺開山
初代東陽英朝禅師
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近世初期の妙心寺を代表する傑僧
第八世愚堂東寔禅師
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第二世
太雅耑匡禅師
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第三世
功甫玄勲禅師
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第四世
先照瑞初禅師
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第五世
以安智察禅師
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第六世
惟天景縦禅師
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第七世
済北玄良禅師
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第九世
泰翁良倹禅師
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第十世
愚翁宗癡禅師
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第十一世
活山玄旭禅師
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第十二世
晩英祖英禅師
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第十三世
芳山祖海禅師
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第十四世
康林祖寧禅師
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第十五世
忠道祖仁禅師
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第十六世
玉凾周文禅師
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第十七世
毒湛匝三禅師
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第十八世
希叟東實禅師
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第十九世
至道到源禅師
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第二十世
敬宗宗勤禅師
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第二十一世
普門勝道禅師
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第二十二世
耕雲宗關禅師
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第二十三世
義耕宗閏禅師
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